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たあいない日常と気まぐれな趣味を綴った自己満足雑記帳
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東映まんがまつり第1弾!

「長靴をはいた猫」!

初めてフルで観ました。



ペロ可愛い!

とにかくお気楽で行動力バツグンで仲間想い。

中盤あたりだけ見ると、人を騙したり脅したり悪役とも見間違われかねない活躍っぷり(?)で、半ば強引に振り回されているピエールがかわいそうにも思えてきたけど……。

ただ一見悪そうなそれらの行為も、私利私欲のためではなく、旅の相棒である気弱なピエールを幸せな未来へ後押しするため。

大事な友達のために、自分を悪賢く見せてまで、何のためらいもなく全力で行動。

可愛いだけじゃなく、すごくカッコいいな、と思った。



もうひとりのヒーロー、ピエール。

父の遺産も分け与えず自分を捨てた強欲な兄2人のことを、最後まで「兄さん」と呼び続けたり、

ローザ姫のことは好きだけど、自分を偽り人を騙してまで結婚するのは嫌で、自分が公爵ではないことを打ち明けてしまったり、

気弱だけど心優しい少年。

だが、愛した人が不幸に堕ちていくのを黙って見過ごせず、ただそれだけの理由で勇敢に悪へ立ち向かう勇気を秘めていた。

あれだけペロに振り回されていたピエールが、後半では逆にペロを引っ張っていたのが、強さの証。

原作では、何もかも猫のおかげで王子になりあがってしまうが、この映画では、猫のペロと力をあわせて、立派に王子の資格を持つ男へと成長する。



ローザ姫もどくろのペンダントを持って迫り来る魔王から逃れたり、

ネズミの親子も小さな体を武器にして魔王退治に一役買ったり、

殺し屋3人組もいらん時にしゃしゃり出てきてはバカやって和ませてくれたり(笑)、

魔王ルシファーも、バカな一面はあったけど、姫を脅しながら結婚を迫ったり、ペロたちをしつこく追い詰めたり、最終的には自分のものにするはずだった姫もろとも滅ぼそうとしたり、全力で悪役のつとめを果たしたと思う。

物語に絡むキャラクタは多いけど、みんなが活躍した。

ピエールとローザ姫以外は割とギャグ気質の強い顔ぶれで、特に後半のバトルシーンは誰が誰を追いかけているのかわからないほどややこしい追いかけっこだったけど、

やはりただのドタバタギャグアニメじゃない、笑って終わりじゃなくて、なにか心に残るものがある映画だなぁと思った。

原作がどういう教訓を持っていたかは、ちゃんと読んだことがないので知らないけど、

少なくとも、それよりもこの映画のほうが、前向きで気持ちのいいことを教えてくれるんじゃないかと勝手に信じ込んでいる。



やりたいことをやろう、欲しいものを勝ち取ろう。

大きすぎる夢だからって諦めないで、高い壁だからって難しく考えないで。

まずは肩の力を抜いて、楽しみながら歩き出してみよう。


私は、そんなことを考えてみた。



♪もしもあんたが 姫を好きなら

 やってみるのも 悪くはないさ……♪
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